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～禁煙ピアサポート～
『 禁煙第一出張所はこちら！ 』
─────────────────────────────◎ 0010号 ◎
おはようございます！
現在、禁煙外来の現場では、
３種類の禁煙補助薬の使用をしての治療が主流で、
おおよそ全体の９５％以上を占めているそうです。
ＯＴＣ医薬品でもあるニコチンパッチとニコチンガム。
それと、医師の処方が必要な補助薬。
バレニクリン（通称チャンピックス）です。
今回は、この３つの補助薬の効能・使用法などに迫ってみましょう。
【今日のメニュー】
■禁煙における３つの補助薬
■編集後記
～禁煙ピアサポート～
『 禁煙第一出張所はこちら！ 』
─────────────────────────────◎ 0010号 ◎
おはようございます！
現在、禁煙外来の現場では、
３種類の禁煙補助薬の使用をしての治療が主流で、
おおよそ全体の９５％以上を占めているそうです。
ＯＴＣ医薬品でもあるニコチンパッチとニコチンガム。
それと、医師の処方が必要な補助薬。
バレニクリン（通称チャンピックス）です。
今回は、この３つの補助薬の効能・使用法などに迫ってみましょう。
【今日のメニュー】
■禁煙における３つの補助薬
■編集後記
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■禁煙における３つの補助薬
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みなさんは、どういった禁煙方法をお考えでしょうか？
大体の方は、薬や医者には頼らず、
自力でどうにかしたいとお考えでしょう。
しかし、実は私も使用こそしませんでしたが、
ニコチンガムにはお世話になりました。
禁煙開始直後の一週間、購入したニコチンガムを、
「いざとなったら、煙草の替わりに！」
という意味の『お守り』として、常に持ち歩いていたのです。
私のような使い方ではないしても、禁煙方法の選択肢として、
補助薬について知るというのは、決して無駄にはならないと思いますよ。
では、まずは２つのＯＴＣ薬について。
ＯＴＣとは『Ｏｖｅｒ Ｔｈｅ Ｃｏｕｎｔｅｒ』の略で、
カウンター越しに販売するかたちの医薬品。
法律的には『一般的医薬品』、
古くから『大衆薬』『市販薬』と呼ばれているものです。
つまりは、一般の薬局で販売が可能な薬ということになります。
○ニコチンパッチ
ニコチンパッチは『ニコチネルRパッチ』という商品名で、
２００８年の５月に全国の薬局で発売されました。
禁煙にあたり、医者に通う時間がない。
そこで、補助薬の使用を考えたのだけど、
職業上、ガムを噛むことが出来ない──
という方は決して少なくなかったと思います。
そういった意味でも、服の下に貼れることも手伝い、
ニコチンパッチの販売が、国から認可されたことは、
画期的だったはずです。
効用としては、
パッチを、二の腕・お腹・腰などに貼ることで、ニコチンを体内に吸収させ、
禁煙時におけるイライラ・集中困難などの離脱症状を和らげる、
というものです。
効果は体質にもよりますが、
貼り薬ということから、投薬をした実感が得にくく、
全く効果がないと感じる人もいれば、
逆にパッチ１枚、時間にしてものの５分で、
たばこを吸いたくなくなり、治療が完了してしまう人もいるようです。
一般的には、ニコチンガムよりは、禁煙に有効だという意見が多いようです。
副作用も少なからず存在し、貼り薬特有の皮膚のかぶれや、
めまい、吐き気、疲労感、倦怠感、悪夢などがあげられます。
これについては、説明書にも記載があるので、
個人でお使いになる場合は十分な注意が必要です。
○ニコチンガム
こちらは、ＯＴＣ薬品としての歴史はニコチンパッチより古く、
パッチ同様、医療用医薬品を経て、２００１年９月に、
一般の薬局の店頭に並びました。
ガムを噛むことで、たばこを吸うかわりに、
ニコチンを摂取するという方法で、
その手軽さから、現在でも禁煙補助薬としての人気は高く、
味もフルーツ味、ミント味などあり、普通に美味しいです。
効能はほぼ、ニコパッチと同じですが、
使い方が普通のチューインガムとは違うので注意が必要です。
主な注意点としては、
１、タバコとの併用は避ける。
２、１度に２個以上を噛まない。
３、決して飲み込まない。
などがあげられます。
副作用に関しても、ニコチンパッチとほぼ同様ですが、
ガムゆえに、皮膚のかぶれが起きない代わりに、
舌、のどへの痛みを感じることがあります。
他、大きな注意点は、３ケ月の使用制限が設けられており、
最大でも半年。それ以上の使用は厳禁とされています。
その期限を越えて使用すると、
せっかく、たばこを止められたのに、
今度はニコチンガムを止められなくなるというケースがあり、
ニコチンガム依存症になってしまう恐れもあるそうです。
○バレニクリン（チャンピックス）
こちらはＯＴＣ薬とは違い、医師の処方が必要な医療用医薬品で、
現在のところ、店頭販売はありません。
ですが、現在の禁煙治療現場において、最も使用されている禁煙補助薬で、
いわば、エースという存在です。
ニコチンパッチ、ニコチンガムは
ニコチンを喫煙とは別の方法で体内に吸収します。
それに対し、チャンピックスはニコチンを取り入れるのではなく、
服用することで脳に直接作用し、
脳内のニコチン受容体という部分と結合することで、
快楽物質であるドｰパミンの分泌を補助。
結果として、禁煙時のイライラを軽減させます。
更にそれだけではなく、このチャンピックの凄いところは、
もし禁煙時に、我慢できず、喫煙してしまったとしても、
ニコチンが受容体と結合するのを妨害し、
たばこを不味く感じさせてしまうそうです。
たばこが不味い…
これは効果的ですよね？
服用期間は、こちらも１２週間。
その期間内に、治療を完了させようというのが一般的なようです。
副作用としては、吐き気、頭痛、便秘。
その他、精神的に不安になることなどもあるそうです。
以上、簡単に３つの補助薬について、まとめてみましたが、
効果・使用率ともに現在は、
ニコチンガム ＜ ニコチンパッチ ＜ チャンピックス
という図式が成り立つようです。
みなさんも、ご一考ください。
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■編集後記
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ＣＸ『めざましテレビ』などでお馴染みの大塚範一さんが、
急性リンパ性白血病で緊急入院されたそうです。
この病、血液のガンとして知られますが、
成人での発症は１年で、約１０万人に１人の割合だそうです。
完治する可能性はそう高い病気ではないようですが、
復帰した例も数多くあるそうで、
是非、大塚さんにも克服してもらって、
また毎朝、あの豪快な笑い声を聞かせてほしいですね。
心から回復をお祈り申し上げます。
☆やっぴえろ☆
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